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2017年2月14日火曜日

インシュリンを低く抑えると糖尿病になる危険性は大丈夫か

Question

インシュリンを低く抑えると糖尿病になる危険性は大丈夫か

Answer

インシュリンの分泌量をあくまでも適正にもどし、その必要量を少なくする方法なので糖尿病の予防にもなります。

糖尿病は、血糖値が下がらなくなる病気です。そのほとんどは、インシュリンの働きが悪くなり、大量に分泌されても血糖値が下がらないためにおこります。

インシュリンの働きが悪くなる要因の1つに、内臓脂肪があげられます。太っていて内臓に脂肪がついている人は、インシュリンが分泌されても働きが悪いため、ふつうの分泌量では血糖値を下げられず、インシュリンが多量に分泌されてしまうのです。

その結果、脂肪を蓄えるというインシュリンの働きが活発になり、さらに太るという悪循環に陥ってしまうのです。
悪循環を正して太らなくするのが、低インシュリンダイエットですが、ここで重要なのは、インシュリンを出さないようにしてしまうわけではなく、あくまでも、低インシュリン状態をキープするというところです。多すぎるインシュリンの分泌量が太る体質を生み出しているわけですから、それを適正にもどし、少量のインシュリン分泌量で、血糖値を下げられるようにするのが、低インシュリンダイエットの基本になっています。

そのために、血糖値が急上昇しない低GI食を食べることをすすめるのです。低G I食は、血糖値をゆるやかに上昇させますから、インシュリンを大量に分泌することがありません。

その結果、適正なインシュリンの分泌量で血糖値が下がるようになります。このように、インシュリンの分泌量を適正なものにして、インシュリンの働きを改善し、太りにくい健康な身体をつくるのが、低インシュリンダイエットの特徴なのです。糖尿病になるというのはまったくの誤解です。

低インシュリンダイエットがこれまでのダイエットと異なるポイント


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