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2018年3月7日水曜日

たばこで薬の作用が弱くなる?

Question

ばこで薬の作用が弱くなる?

Answer

タバコは健康にさまざまな悪影響を及ぼしますが、薬を飲んでいるときは、普段以上に注意が必要です。理由は大きく3つあります。

1つは、薬の効果がなくなることです。タバコには、体内に入ったものの排泄を促す作用があります。そのため、タバコをよく吸う人の場合、薬を飲んでも、その薬が効果を発揮する前に排泄されてしまうことがあります。また、薬の成分は血滴を伝わって患部に届くわけですが、タバコを吸っていると、薬の成分が血液から早くなくなってしまいます。

これではどんなに薬を飲んでも効果は期待できません。よく「タバコを吸っていると麻酔が効かない」といいますが、これも同じ理由からです。ただし、最後の喫煙から2時間以上経過していれば、効き目には影響ないともいわれていますから、歯医者などで麻酔を使う日は、少なくとも2時間以上はタバコを我慢するようにしてください。

タバコに影響によるふたつ目は吸収の低下です。たとえば、糖尿病。糖尿病の治療にはインシュリンが使われ与が、タバコを吸っているとインシュリンの吸収が10%近く悪くなるといいます。
これでは効果は期待できません。

3つ目は効きすぎです。薬によってはタバコを吸うことで効果が出すぎてしまうものもあります。経口避妊薬(ピル)もその1つです。タバコをよく吸う人がピルを飲むと、薬の効果が出すぎて、心箆塞や脳梗塞が起きる確率が高まるといいます。1日に15本以上タバコを吸っている人はタバコかピルのどちらかを選んだほうがいいでしょう。

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